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Posted by TI-DA at

2010年10月25日

土地活用Q&A 16.家賃滞納者との賃貸借契約解除について



10月27日、水曜日もいつもの様に

夕方18時よりオキラジ FM85.4MHzにて

第15回、ジョイント土地活用相談局の生放送を行います!

良ければチェックして下さい!



そして、以下のQ&Aは先週放送の

第14回、ジョイント土地活用相談局にて

リスナーさんより頂いた質問と

回答した内容をUPしますアップ




Q.
賃貸アパートを経営していますが、
入居者の1人が家賃を1ヶ月滞納しています。
支払う様子がないので、賃貸借契約を解除し
立ち退いてもらおうと思っていますが、
契約の解除はどのようにすれば良いでしょうか。


A.

家賃滞納での、契約解除については原則可能です。

但し、今回のケースだと、1ヶ月分の滞納では
実務上すぐに契約を解除することはできません。

1ヶ月であっても契約書に記載されていれば
家賃を滞納することは契約違反ですが、
賃貸借のような継続的な契約関係にあっては、
入居者側の経済状態が一時的に悪化し、
家賃を支払う意思はあっても、
支払能力が一時的にない場合もありますので、
1ヶ月分の滞納で直ちに契約を解除するのは
一般的に相当ではないと考えられています。

また、信頼関係破壊理論という、
信頼関係を破壊するに足りる程度の
契約違反があって、はじめて解除が認められます。

信頼関係の破壊は、一般的には3ヶ月分の
不払いが生じたときと
認められる場合が多いと思われます。

3ヶ月分の滞納があれば、入居者へ
「相当期間を定めた催告」を行います、
相当期間はおおむね1週間程度として考え、
催告しても支払いがなければ
賃貸借契約を解除することができます。

詳細な手続きに関しましては
不動産会社にて対応できると思います。


まっつん  

Posted by ジョイントのスタッフブログ at 13:24Comments(0)土地活用Q&A

2010年10月20日

土地活用Q&A 15.老朽化した建物の注意点について

10/20水曜日

今日も夕方18時よりオキラジ FM85.4MHzにて

ジョイント土地活用相談局の生放送を行います!

以下のURLよりライブ映像も見れるので

良ければチェックして下さい!

http://okirajimk2.ti-da.net/



そして、以下のQ&Aは先週放送の

第13回、ジョイント土地活用相談局にて

リスナーさんより頂いた質問と

回答した内容をUPしますアップ





Q.
築30年以上経っている賃貸物件を所有しており、
年数が経っている建物のため、入居者に安い家賃で提供しています。
最近、老朽化のため建物修繕しようかと思い、
色々周りの意見を聞くと、修繕はいろんな負担がかかってくるので、
建替えや売却等に見直すべきだとアドバイスを頂きました。
そのこともあって、今、どうのように進めるか迷っています。
老朽化した賃貸物件は、何に注意すべきでしょうか?


A.
注意すべきこととして考えられることは、
修繕箇所が増えてコストが増加するため
事業収支の採算が悪化することや、
それを続けることで資金的に余裕がなくなり
修繕を行うことができなくなる点だと思います。

また、近隣へ似た建物と比較して
家賃が相対的に高いと判断されることが多くなり、
その結果、空き室が増加し、
事業収支の悪循環に陥ってしまいます。

一番注意すべき点は、老朽化による事故だと思われます。
建物に生じた不具合により入居者または
第三者に損害を与えた場合ですが、
このような場合には、建物の所有者が
責任を取ることにもなりますので、
そのような事態が生じないよう、
賃貸物件はしっかり管理していくことが必要です。

老朽化した賃貸物件は、特に信頼できる
不動産また税理士さんへ相談することを
お勧め致します。



まっつん  

Posted by ジョイントのスタッフブログ at 11:20Comments(0)土地活用Q&A

2010年10月14日

土地活用Q&A 14.事業用定期借地権、契約期間について



第12回、ジョイント土地活用相談局にて

リスナーさんより頂いた質問と

回答内容をUPしますアップ




Q.
定期借地権の事業用借地権が
2種類になったと聞いたのですが・・・
以前との違いは何ですか?


A.
改正前の事業用借地権は、
10年以上20年以下の期間しか借地契約を
結ぶことができませんでしたが、
平成22年1月1日から30年以上50年未満まで
契約期間を設定できるようになりました。

期間が20年以下ですと投資回収に時間のかかる
大きな病院や中層の事務所などには
採算があいませんでした。

この改正で最長50年未満まで契約期間を
設定できることが可能になり、
長期間に渡る建物の存続を前提とした
資金計画や経営方針を練ることができる様になり、
より活用範囲が広がったと思います。


まっつん  

Posted by ジョイントのスタッフブログ at 17:24Comments(0)土地活用Q&A